指名がたくさんついている美容師がしていること5選

美容師

今回の記事は、

いつも指名がいっぱいで月の売り上げが200〜300万円くらいのトップスタイリストを見て感じた共通点をお話しします

普通の、埋もれている美容師と違うところはなにか。トップに近づくにはどういうところに気をつけたらいいか

殴り書きのように書いていきます

お客さん自身が気付いていなかった悩みを解決できる

お客さんがサロンに来るときは、なんらかの悩みをかかえています

ですが、その悩みはなかなか口に出せなかったり、本人さえ気付いていないことがあります

そういった潜在的な悩みに気づき、解決させてあげられたなら満足度がかなり上がります

たとえばこんな感じです

  • 「ミディアムからショートボブにしたいです」←周りの人に注目されたい
  • 「爽やかな感じにしたいです」←モテたいです
  • 「いつもと同じで」←髪についてリソースをかけたくないです
  • 「めっちゃすいてください」←乾かすのがめんどうです、巻き髪をキープしたいです

「悩み」を「願望」に置き換えてもいいですね

お客さんのオーダー通りに切っただけでは、ほんとうの悩みを解決できないことがあります

逆に、悩みが解決できればオーダー通りである必要はないんです

また、他の悩みを解決できそうなメニューをプッシュできます

モテたいメンズだったら、「まゆ毛って意外と女の子見てますよ」といったふうに眉カットを提案できます

その人の持っている悩みがわかれば、自然な提案がスッとでてきますよ!

人は悩みを解決するためにはお金をかけていいと思っています

目の下のクマが無くなるなら50万円払います

ハゲが確実に治るなら100万円払います

それだけ、悩みを解決するってことは価値があることです

「私のことわかってくれている」美容師

私のことというのは内面のことです

人間は初めは警戒します

赤の他人ですから・・・

ましては美容師なんて付き合ってはいけない3B(最近は4B1Hらしいですね)に認定されているのでなおさらです。マジで迷惑な話ですよw

なので最初のうちは警戒を解いてもらうことが大切です

警戒を解いてもらうには、共感することです

共感とは、相手が感じたのと同じように自分も感じることです

共感が少ないと、「敵ではないけど仲間でもない」ただの美容師になってしまいます

のび太君になってください

お客さんが「〇〇して楽しかった」と言ったら同じくらい楽しい気持ちになって

「〇〇なことがあって悲しかった」と言ったら自分も泣くくらい悲しい気持ちになる

これは女性は上手ですね

「わかる〜」とか「まじウケる」とか、ちょっと古いけど「それな!」とか

全部、共感の言葉です

共感ができてくるとお客さんは

  • たくさん話したい
  • 共感ポイントを探したい
  • この人(美容師)が敵ではないことを確認したい

という気持ちになり、仲間意識を抱いてくれるようになります

実はこの時点でもう、「私のことわかってくれている」美容師です

ほんとうにわかっている・いないにかかわらず、話しやすい美容師はほぼ「私のことわかってくれている」美容師とイコールです

仕上がりに満足するハードルが下がりますよね?

男性美容師にとっては少し難しいですが、プライベートでのモテにも繋がるので頑張ってみてください

主導権を握って言いなりにしている

指名が多い美容師はナチュラルにマウントをとります

子持ちの女性美容師に多いですね

信頼関係の少し先を行った状態で、「この人の言う通りにしておけば間違いない」と思われている状態です

「傷んでるからトリートメントやっとくね」

「家でこのシャンプー使って」

とか言ってごりごり追加メニューできます

はっきり言ってかなり有利な関係性です

ですが、本質を履き違えると失客します!

お客さんの願望(キレイになりたい、オシャレになりたい)をバチっと共有した上で、その望みを叶えるためにガツガツ進んでいく感じです

髪に関しては、お客さんは素人だからそこだけマウントをとれます

たんなる上から目線はダメです。ここは勘違いしやすいところですね

お客さんの理想のために美容師としてやれることをやる

自分の売上のためと思ってしまうとすぐに見抜かれます

相手の情報もきちっと把握していましょう

家族構成とか忘れそうだったらカルテに書く

信頼を抱かれ続けるのって、けっこうたいへんなことなんです

焦りを表に出さない

売れている美容師は、どんなに時間が押しても、どんなに思い通りの仕上がりにならなくても、

失敗しても

それを表情に出しません

傲慢というわけでもなく、自信たっぷりというわけでもなく、スタンスは崩さない

明らかに思い通りに仕上がらなくても普段通りのテンションで接客して、でもスタッフルームで話すと「色が入りすぎちゃって泣きそうだった」と言ったりしています

ちゃんと人間ですw

それでも接客に影響しないのはプロだと思います

スタイリストが早歩きとかして焦っていたりすると、お客さんからしたら「時間が無いのかな、技術が疎かにならないかな」と思われるかもしれません

予約がつまったり押したりして時間が無いという状況は起こりえます

ですがどうやったって時間は増えません

早歩きしたって1秒や2秒くらいしか変わりませんw

だったら、焦りを出さない方がいいですね

指名がいっぱいの美容師は、信頼に響くことを嫌います

つまらないことで信頼を失わないようにしたいですね

有言実行する

約束を守るってことでもあります

言ったことを実行し、実績を重ねて強固な信頼を築いてゆく

たとえば施術する前に「顔まわりに短い毛束を作って小顔効果を出します」と言って、施術後に「小顔になりましたね」と確認

これがカウンセリングで言わず、仕上がったときに「顔まわりの短い毛で小顔効果がでていますよ」では効きがぜんぜん違います

先に言うのはリスクもありますが、リターンも大きいです

新規の人なんかは予想通り仕上がるかわからないこともありますが、リスクをとってでも提案をしておくべきです

約束を守ることは時間についても同じです

売れている美容師は、大物のお客さんが指名したりもします

そういう人たちは10分あればいったいどれほど稼げるか。そんな大切な時間を使って来店されるのだから、無駄に待たせたりお帰りが遅くなったりすることは避けたいです

最悪なのが、次のようなこと

お客さんに「何時に終わりますか?」と聞かれたときに、遅くなりたくないのかなと思って時間を短く見積もってしまうこと

それでオーバーしてしまったら、失客を覚悟します

こういう時は普通にやった時と同じ時間を伝えます。遅すぎるようならメニューを減らすか、日を改めていただくと

むしろ30分くらいは多めに見積もって言います。それで時間どおり終われば「30分も早く終わりましたね」と言えますね

技術にしろ時間にしろ、言ったことに責任を持てる人は信頼を増やしていけます

まとめ

いかがでしたか?取り入れられそうなところはありましたか?

マインド的なことが多いので、常に意識して自然とできるようになるのがいいですね

私自身もまだ未熟なので、こういった人たちから盗めるところは盗もうと日々思っていますw

ご参考になれば幸いです

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